2016年02月08日

若手漁師たち取材される

土曜日に法政大学の佐藤教授が鼠ヶ関においでになり、若い漁師たちが頑張っている鼠ヶ関について話しを聞きたいというので、漁業青年会の3人にお願いして、佐藤教授による聴き取り取材をやりました。

当日は海が比較的穏やかで底引き網漁も出港したので、取材は無理かなと思いましたが、沖は吹いてきたらしく、昼前に入港したために、午後から取材することができました。









鼠ヶ関の底引き船の従事者が約47名ほどいるうち、3分の2くらいが45才以下の若手だということ。

これは全国的にもかなり珍しいことだそうです。


なぜ鼠ヶ関では若い後継者が育つのか、そこが知りたくて教授は色々質問していました。


大洋丸船長の佐藤洋生さんは、親に船に乗れと特別言われたわけではないが、小さいころから漁師の家で育った環境から、船に乗るものだと自然に思っていたとのこと。





平安丸船長の五十嵐安貴さんは、最初は乗るつもりがなくて、高校も工業高校に進学してそういう関係の仕事をしたかったのだが、祖父に継いで欲しいと言われたことで決心したとのこと。





明石丸の佐藤祐作さんは船には乗りたくなくて、高卒後に外に出て就職したが、なんで乗ろうと思ったかそのときのきっかけは忘れてしまったが、結局帰ってきて船には乗ることになったとのこと。

乗り始めてからの1年半くらいは船酔いで乗るたびに吐いていたという。




普段聞くことのない興味深い話しを聞くことができました。


追々、紹介していけたらと思います。




Posted by nezugaseki at 09:22│Comments(0)
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