2015年10月27日

庄内おばこサワラ知食会in朝日屋

今日は鼠ヶ関の鮨処 朝日屋さんで、
庄内おばこサワラ知食会が開催されました。

庄内おばこサワラが、東京築地でブランド魚として認められるようになるまでの背景を学びながら、その究極の美味しさを堪能してもらおうと、NPO法人 自然体験温海コーディネットの富樫氏が企画したイベントで、30名程のみなさんに参加して頂きました。

まずは主催者として朝日屋の親方がご挨拶!




そして庄内おばこサワラのブランド化に取り組んでいる、地元の漁師、阿部一行氏からサワラについて、そしてその取り組みの内容について熱く語って頂きました。







①サワラは魚編に春と書くが、日本では福井が産地として有名で、産卵時期の春が旬だとされているが、ここ庄内浜では秋の9月から11月までが漁期で、この時期のサワラが脂が乗っていて美味しい!

②自分が子どもの頃は見たこともない魚だった。庄内浜ではほとんど穫れない魚だった。それが近年の温暖化で水温が高くなり、庄内浜でも獲れるようになった。


③庄内おばこサワラとして出荷するためには厳しい条件がある。はえ縄漁で船に上げた時にビンビンに活きのいい状態であること、柔らかいマットに静かに寝かせて直ぐに活け〆め、神経抜きの特殊な処理をして、身が柔らかくならないように真っ直ぐな状態を保って箱詰めして出荷する。


④サワラは鯖科の魚で、足の早い(鮮度が落ちやすい)魚であるが、特殊な神経抜きの処理をすることによって、1週間後でも刺身で食べられるようになること。
5日目ころに熟成して旨味がピークに達して、より美味しくなること。

など、詳しく解説して頂きました。

大変に勉強になりました。


その後、朝日屋の親方がおばこサワラを捌くところを実演してくれました。








阿部さんの話を聞いて、すぐにでも食べたくなった参加者のみなさん、お待たせしました。
いよいよ試食の時間です!


メニューの紹介は、後ほど!


続く•••




Posted by nezugaseki at 20:29│Comments(0)
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