2015年04月16日

宵宮

鼠ヶ関の厳島神社の例大祭前夜に執り行われる神事、宵宮!

午後の6時からご祈祷が始まり、それが終わると精進徒の若い衆は白パンツだけの裸になって輪になって座ります。

その中央で黒と赤のお獅子様が、一度舞ったあと、獅子と若い衆の闘いが始まります。









この神事を通称『でんじかっか』と呼んでいます。

なぜでんじかっかと、言うのかは定かではありませんが、昔、伝次郎という村人がいて、海岸で一匹の獅子と出会って(オオカミだったと言う説もある)、その獅子が金色の仏像を咥えていて、それ奪うために闘ったという言い伝えがあるとかないとか•••


神事が終わると若い衆の新人たちが、自作の獅子を使って、でんじかっかをやって観客を楽しませてくれます。








それが終わると夕ご飯。

御膳の前に座ると世話方のみなさんが、杯に酒を注いでくれます。

これが続けざまに七献続いて、それを飲み干します。

夕ご飯の献立も毎年決まっています。




昼はアオサ汁でしたが、夜はタケノコ汁です。これがまた美味しいのです。





食事が、終わると余興をやりながら飲み始めて、9時頃から若い衆は笛と太鼓を打ち鳴らして、大声で囃子を口ずさんで村の中を歩いて廻る、夜回りに出かけます。


帰ってくるのは12時を過ぎるでしょう。



まだまだ祭りは続きます。



Posted by nezugaseki at 14:36│Comments(0)
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